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3つの技法

前回の木目スタンプに引き続き、以下の3つの技法を動画でご紹介します。

  1. 三和土(たたき)
  2. 研ぎ出し
  3. 洗い出しリフォーム

1. 三和土(たたき)

現代ではあまり見かけなくなった、伝統的な日本家屋の台所の土間で用いられてきた三和土(たたき)。その技法を見直し技術を継承していく為、創志園でもどんどん取り入れていきたい技法のひとつです。
今回は庭やエクステリア空間のアプローチなどで施工する仮定で試行してみました。藁すさを混ぜ自然な風合いを出しています。
※音声解説付きです。音が鳴りますのでご注意ください。

2. 研ぎ出し

台所の流し台や、学校の洗い場、公園の滑り台などで用いられている人造石研ぎ出し。人の手により研ぎ出し表面が滑らになるまで研磨すると、磨いた石材のようなテクスチャを表現できます。手間が掛かりますが、職人のものづくりの探究心をくすぐる技術だと思います。
※音声解説付きです。音が鳴りますのでご注意ください。

3. 洗い出しリフォーム

駐車場や階段の踏面、様々な場所で用いられている洗い出し。エイジングによる汚れは高圧洗浄で綺麗になりますが、イメージチェンジをしたい場合、必ずしも解体工事をしてまでやり直す必要はありません。もちろん大掛かりな工事で素材を入れ替えるのもいいのですが、少しの手間で雰囲気を変える事のできる技法をご紹介します。
※音声解説付きです。音が鳴りますのでご注意ください。

木目スタンプ

今回の記事では、創志園が時折工事で取り入れます、土間コンクリートの仕上げ方法「木目スタンプ工法」をご紹介いたします。
駐車場や犬走りなどのコンクリート打設工事の際に一般的にはコテ押さえ、ハケ引き仕上げ等といった工法があります。また、専用のゴムのスタンプを使用した工法もありますが、この木目スタンプを施工したきっかけは、あまりコストをかけずに仕上げにひと手間加えることで、よりお客様に喜んで頂くことが大切だと考えた事から発生しました。また、コンクリートにテクスチャをつける格好良さもあります。

木目スタンプ工法の土間コンクリート駐車場
木目スタンプ仕上げの駐車場

【使用するアイテム】

  • バーナーで焼いた後、洗浄・ヤスリがけした杉板
  • リリースエージェントパウダー(ブラック)
  • シーラー

使用する杉板
型付くように凹凸をしっかりと付けてあります

【施工手順】

  1. 生コンクリートを打説する
  2. 金ゴテで仕上げの一歩手前まで押さえる
  3. 杉板を使用し、型をつけていく
  4. 乾燥後、リリースエージェントパウダーを混ぜたシーラーを塗布する

陰影を強くする為にリリースエーンジェントパウダーを混ぜたシーラーを塗布していますが、いずれエイジングして同じような表情になるかと考えますので省略可です。

木目をスタンプした土間コンクリート
木目のついた土間コンクリート
木目をスタンプした土間コンクリート
エイジングしてもかっこいいテクスチャ

施工手順を以下の動画にまとめましたので、ご参考にご覧になって下さい。
※音声解説付きです。音が鳴ります。ご注意ください。

ご紹介させていただいた工法は、ほんの一例に過ぎないかと思います。
ビルダー、クリエイターの “もの造り”の過程において小さなヒントになれば幸いです。

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